🎀個人事業主としてオランダで働くために不可欠なVAT申請とは費用についても全公開🎀
私トリコは2021年10月に子供4人を連れてオランダに移住いたしました。そして、必死の思いで起業し、現在奮闘中です。オランダでレンタル、着付け、撮影、販売、イベントと着物にまつわるあらゆることをお承りしております。最高の着物体験をヨーロッパの皆様に届けたいのです✨
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そして2022年が始まったということは、2021年年末に初めての決算を迎えたということであります。
お待たせし過ぎましたが、いつもあたたかいコメントをくださる pandasan 様からリクエストを頂いておりましたので記事にいたします。(けして忘れていなかったです。むしろ毎日意識しておりました)
オランダで個人事業主が行うVAT申請についてまとめてみた
そもそもVAT申請とは
付加価値税還付(ふかかちぜいかんぷ、VAT還付)とは、外国で支払われた現地の付加価値税(VAT:日本の消費税にあたる)を所定の手続きを行い、外国税務当局から払い戻し(還付)してもらう手続きのこと。
引用:Wikipedia
つまり、オランダに限らず各国で行われている税金を還付してもらうための申請のことのようです。オランダではフリーランス、個人事業主となると3か月に1回ごとのVAT申請と、年に一度の所得税の申請を行う必要が有ります。
トリコが選んだ会計士と金額について大公開
まず、会計士さんについては現在進行形で依頼をしていることから名前を明かすことが出来ません。そのため、少し分かりにくくなってしまうかもしれませんがご了承ください。出来る限り書けることをまとめ、金額については正直に記載したいと思います。
コーディネーターやコンサルタント会社に依頼をしている際は会計士さんを紹介してもらえることが多い
すでにご存じの通り、トリコは英語もオランダ語もままならないため、移住コーディネーターさんに依頼をしております。1年間のサポート契約です。
移住サポート・コーディネーターさんについてはこちらの記事をご覧ください。
そのため、契約時から会計士さんの紹介が出来ると聞いており、自動的にそのまま決まってしまうのかなと思っていました。しかし、コーディネーターさんに確認したところ、絶対ではないのでご自身でお調べになっても大丈夫ですよとのこと。この言葉で安心していくつかの会社に聞いてみました。
他のコーディネーターさんや移住コンサルタントのどの会社もご紹介可能だと思います。そのため、コーディネーターさんが居る場合は相談してみるのが一番良いかと思います。
日本語が話せる会計士さんはいない(ようだ)
5社に確認をしてみたのですが、どの会社様も日本語が話せる会計士さんが居ますとは言われませんでした。が、日本語サポートをすることによって英語やオランダ語が話せなくてもやり取りがスムーズに出来るようにされているようです。(1社返答なしでした😥)
以前の記事でもご紹介した Yourlegals 様は会計士についても明記されていたためサイトをそのまま引用させていただきます。
Yourlegals
オランダで個人事業主になると、年に4回のVAT(付加価値税)の申請、年に一回の所得税の申請を行う必要があります。こちらの…
【サポート内容】 オランダの会計に関する概要説明の打ち合わせ(オンライン / 対面)、会計処理のエクセルシートのテンプレート、オランダの会計士によるVAT申請、所得税申請、メール / メッセンジャー / LINE / Whatsappなどでのお問い合わせ(合計5時間を超えると追加料金をいただくことがあります。)
会計のみのサポート費用は1年間 €1000+税 =€1210とのこと。この会社は本当に明瞭で分かりやすい印象です。年間でのパックプランになっているタイプですね。
サポートの内容は各社、違いは有りましたが大まかには同じような印象でした。
価格については月額制と実務時間制
私が調べた限りでは、月々定額制になっている場合と実働を時給換算して請求される場合と2つに分かれました。時給換算とは、こちらが質問した内容に対して、会計士が調べたり、回答したりと実働した時間を€35+税で請求されると説明いただきました。
これは、どちらが自分に合っているかを実際に一度確認されて選ばれると良いと思います。
実際にトリコが選んだのはコーディネーターさんからご紹介された月額制の会計士
結局私が選んだのは、もともとコーディネーターさんから紹介を受けていた会計士です。いろいろと聞いたうえで決めたので納得できました。
月額は、自分で領収書などをまとめエクセルで入力する場合 €57.50、会計システムを使用する場合 €77.50(半年契約か年契約かによって更に金額が選べました) 私は会計システムを使用する方にしました。
金額は上がりますが、もともと日本でも青色申告をする際にソフトを使用しており、会計ソフトを使用すると自動で入力が進んでいくことの便利さを感じていたこと。また、そのままコーディネーターさんに相談することが出来るため、スムーズですし話しやすいなと思いました。
このプランに含まれるミーティングは1回のみ無料で、その後会計士と話したい場合は同時通訳料含め別途かかるとのこと。実際にスタートに当たりオンラインでご挨拶しましたが、質問内容は事前にコーディネーターさんとも話題にしていたものばかりでした。年間を通して会計士さんにメール以外で問い合わせることは私は無いかなと思いました。
この記事を読んで頂きたい方
- オランダに移住を考えている
- 起業ビザでフリーランスとしてオランダに行きたい
- オランダの個人事業主はどのようにVAT申請を行っているのか興味が有る
- VAT申請とは何なのか調べている
- 会計士さんはどう選んだらよいのかと思っている
- ずばりオランダの会計士の費用はいくらくらいなのか知りたい
- 年が明け 青色申告 本格化(なぜか一句)
まとめ・オランダで個人事業主が依頼する会計士費用はさまざま
ご質問にお答えする形で、オランダでのフリーランス 個人事業主のVAT申請に関し、会計士をどう選んだか、実際にかかる費用をまとめてみました。私は2021年の10月に渡蘭し、起業し、OPEN出来たのが12月に入ってからでしたので実働がなく、2021年度は0申告いたしました。(それでも初年度は初期費用として€139かかることも追記しておきます。私が選んだプランの場合) きちんと申告し、2022年はしっかりビジネス動かしていきたいなと願っています。
会計は本当に苦手な分野で何度説明を受けても頭から煙が出るばかり。理解が進まないため、何度も書き直し、自分の調べたこと、体験したことだけをシンプルにまとめました。
pandasan 様 お待たせしてすみませんでした。少しでも参考になれば嬉しいです。
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