【過払い金請求の費用とリスク】実録・お金を取り戻したい!!結果は・・・

🎀過払い金請求を実際に行おうとしたトリコの実体験と費用とリスクをまとめました🎀

 

オランダに行きたい。オランダに住みたいと希望している私です。

 

教育移住とはなにか。おすすめの国を徹底的に調べてみた

 

でも、移住にはお金がかかる! ひいては移住に関わらず、何をするにもお金がかかる! ものです。

移住と言う夢をかなえるためにどうしたらお金が手に入るのか。思いつく限りのことを真剣に考え始めました。(今まではどこか漠然としていましたが、現実味が出てきました) ※ちなみに、ブログ作成して3か月。今のところトリコトでの広告収入は0円です。

今日は、私が「過払い金請求」を試みた体験談です。 果たして、お金を取り戻せたのでしょうか。

 

 

過払い金とは

 

「過払い金」とは、カードローンやキャッシングなどで、あなたが貸金業者に支払い過ぎていた利息のことです。消費者金融やクレジット会社は、民事上は無効にもかかわらず刑事罰は科せられない「グレーゾーン金利」を利用して、利息制限法の上限を超えた利息を違法に取り続けてきました。そのため、長年借金の返済を続けている方には、過払い金が発生している可能性があります。

出典:アディーレ法律事務所

 

テレビやラジオなどのCMでよく耳にする「過払い金

でも、私自身全くピンと来ておらず、自分のこととして見たことはありませんでした。そのため、今回あらためて調べてみました。
同じくアディーレ法律事務所のサイトを見てみると、以下のような記述が。

 

貸金業法の改正前、消費者金融やクレジットカードなどの貸金業者は「グレーゾーン金利」を設定し、利息制限法の上限を超える金利を受け取っていました。

2010年(平成22年)6月18日の改正貸金業法の完全施行により、出資法の上限金利は20%になり、グレーゾーン金利は撤廃されました。そのため、その後の借入については、金利は利息制限法の範囲内(15~20%)であり、過払い金が発生することはなくなりました。

しかし、法律が改正されたからといって、過去の取引の金利が利息制限法の範囲内に変更されるわけではありません。

つまり、2010年(平成22年)6月17日以前の取引で過払い金が発生している場合には、2010年(平成22年)6月18日以降でも過払い金の返還請求をできる可能性が高いのです。

 

上記内容に加え、過払い金請求の時効は、最終借入、返済をした日から10年とも書かれていました。つまり、2010年6月17日以前にカードローンやクレジットカードで借り入れをしていた人は、最終返済日から10年経っていなければ過払い金が発生している可能性があるということですね。

 

2020年11月 CMを見て電話をかけてみた

 

先にも書いた通り、私自身、過去に何度も何度も「過払い金請求」のCMは目にしていましたし、自分に関係があるなんて1ミリも思っていませんでした。
正確には、関係あったとしてもどうせ大した金額じゃないでしょ?と全然気にしていませんでした。が、移住を考えるようになって、お金が欲しい! いくらでも欲しい! と真剣に思うようになっていた私のアンテナに、またあのCMが引っかかってきたのです。

 

あなたのお金が戻ってくる可能性が有ります

 

なに!?私のお金が戻ってくる?? もともと私のお金なの? ということは、過去の私が未来の私に預けてくれていたお金なんじゃない!?(←なんてポジティブな脳内変換なのでしょうか)

というわけで、ヒルナンデスとバイキングをザッピングしていたら必ず目にする中央事務所さんに電話をしてみました。

 

0120-10-10-10
司法書士法人 中央事務所

司法書士法人 中央事務所の公式サイト。過払い金で借金がいくら減るのか?現金がいくら戻るのか?中央事務所では、過払い金の返…

 

電話でのやり取り

 

  • 今持っているクレジットカードと過去に持っていたクレジットカードを聞かれる

 

思いつく限り名前を挙げました。応対してくださった女性の方は親切で、このカードはどうですかなど絶妙にアシストしてくれます。更に「このカードですと過去に最大〇〇万円戻ってきた事例が有ります」とか「●●万円戻る可能性が有ります」と言うわけなんですよ!!

 

  • 一度直接対面で説明が必要とのことで面談予約をとる

 

自分の家の近くの会場を案内され、対面での説明が必要と言われました。 子供がいるし、コロナ禍だし・・・と少し渋ってみましたが、そこは譲れない様子。時間は1時間ほどとのことで、もちろんどういう仕組みか知りたいし、予約をとりました。
(身内やお友達などで同じようにお心当たりの方が居れば一緒に来てもOKですよと言われました。かなりカジュアルな印象)

 

そもそも借り入れをしていたのか??

 

有りました!!と思います。。。

というのも、20代の頃は東京に住み、呉服販売員として働きながら自分でもバンバン着物を買っていました。そしてあの頃は購入時にローンを組むのが当たり前みたいな感じで、買っては申込書を書き、36回払いにしていました。それはかなりの額を!!!

これは、期待できますよ!! 100万円くらい戻ってきちゃうのではないか?? そしたら、すぐにでもオランダへ!! (それは無理)と胸が高鳴りましたよ。が、いかんせん10年以上前でもあるためうる覚え。。。大丈夫でしょうか。

 

2020年11月某日 久留米での面談に参加

 

抱っこ紐で息子を抱え、久留米で行われていた説明会に出向きました。が、場所が分かり辛くウロウロ迷って、あたりをグルグル。
別にやましい訳ではないけれど、簡単にお金を手に入れようとしているという謎の負い目から、積極的に周りにも聞けず30分くらい探しました。直接、中央事務所さんにも電話をかけましたが、福岡に詳しくないのか、ぼんやりした道案内でした。

 

持ち物

・該当すると思われるクレジットカード(有れば)
・その他、借り入れたと思われる内容が分かるもの
・身分証
・印鑑

 

司法書士と面談

あまり明るくない会議室のような一室で行われました。室内はかなり広めで、入り口付近にポツンと対面で座り、扉は開けた状態。これはコロナ禍だからなのでしょうか。普段は複数名が同時に1室で説明を受けるのかな。

まずは、一つ一つ思い当たるカードを申告し、その時登録していた住所や氏名(旧姓)など思いつく限りを伝え続けました。
こんなカード使ったのかなと思うものでも、少しでも心当たりが有れば調査してみましょうよと言う感じ。

そして、ここではっきりと分かりました。私が当てにしていた着物のショッピングクレジットは一切関係ないと。

いや、もちろん、電話の段階でクレジットカードについてと言われていましたよ。でもなんか舞い上がってもしかしたらと思ってしまっていました。

でも、すぐに切り替えて、カードも作っていたと思うし、カードが有ればもしかしたら着物を買うために借り入れていたかもしれない!と思いました。(こういう時だけ前向き思考)

 

【説明されたこと】

 

  • 過払い金請求のメリットと手続きの流れ
  • かかる費用と成功報酬
  • 委任契約書の説明と署名

 

過払い金請求のメリットと手続きの流れ

 

  • メリット

過払い金が発生すれば「借り入れがなくなる」「借り入れ額が減る」
過払い金がなくても「返済の負担が減る」(利息のカットや分割の組み直しが出来る)

 

  • 手続きの流れ

 

・該当カード会社、借入先に通知し、履歴を請求

・過払い金の計算

・連絡が来る、過払い金が有ればどうするか相談
(ここまでの所要期間・90日ほど)

・計算の結果、借り入れがなくなったり、過払い金の返金手続きを行うか、借り入れが残る場合は返済方法の交渉

・連絡が来る、返金などの実行
(所要期間・さらに90日ほど)

 

かかる費用と成功報酬

 

  • 調査は一切無料
  • 完済済みのカードで過払い金の返金がある場合は1社につき49800円が基本成功報酬
  • 返済の減額や過払い金の返金額の総額に26.9%の割合を乗じた金額が歩合成功報酬
  • 実費として

①各お借入先との事務処理における文書通信費 1社につき4980円
②清算手数料(お客様への文書通信費、振込手数料など含む) 1社につき9800円
③訴訟にともなく訴状作成などの準備費用 1社につき69800円
④出張を行った場合の日当及び交通費 30000円
⑤お借入先への返済代行事務手数料 1社につき返済代行回数×1000円

 

説明を受けながら、え?? 高い。。。😣と感じました。

「これはいくらくらい戻ってくると分かったら請求したほうが良いのでしょうか」と質問したところ「10万円くらいの過払い金が発生したら請求したほうが良いと思います」との回答でした。

でも、それってほとんど手元には入ってこないのでは? と感じました。

 

委任契約書の説明と署名・もちろんリスクも有ります

 

  • 調査するだけだったら無料、アプリでご報告するので簡単に確認出来ますとのこと。
  • カードが完済していない場合、調査をするだけでも、会社によってはその後の取引が出来なくなる可能性がある。そのため、完済していますかと各カードごとに聞かれました。

→使い続けたいカードの場合は、先に資料の代理取得、調査を行う。行っても先方のカード会社から何か言われる可能性はないとのこと。

  • 調査だけで3か月、その後返金となると更に数か月、訴訟となると更に・・・リスクというわけではないかもしれませんが、手元にお金が戻るのはいつ??と言う感じです。

 

2021年2月 調査終了とその結果

 

面談を受けてから、その後、登録したアプリから次々に報告が上がってきました。説明された日数よりは断然早い印象を受けました。

(調査を依頼したカード会社とその結果)

 

  • 株式会社クレディセゾン→利用実績なし
  • トヨタファイナンス株式会社→利用実績なし
  • 株式会社ジャックス→取り戻し可能な過払い金発生せず
  • ワイジェイカード(エポスカード)→利用実績なし
  • エポスカード→過払い金発生せず
  • 三菱UFJニコス→

1契約目 2001年7月10日で終了、時効成立済。過払い金があったとしても請求不可。
2契約目 2010年7月12日で終了、時効成立済。過払い金があったとしても請求不可。
3契約目 過払い金発生せず

  • アイフル株式会社→過払い金発生せず
  • 三井住友カード→過払い金発生せず

 

結果、0円。過払い金なし。正直、カードを作った覚えもないところも多数ありましたが、念のためと思い依頼しました。三井住友カードはANAカードで長年お世話になっているし、現在進行形なので、これからも友好な関係でいたいと思いました。

 

まとめ・過払い金請求は難しくはないが思いのほかリスクが高い

 

CMのカジュアルでポップなイメージ(お小遣い程度の軽い気持ちでもOK的な)と、最大金額これくらい取り戻したことも。という金額の大きさに少し夢を見てしまいました。(相変わらず夢見がちで愚かです。)

ですが、過払い金請求は、カード会社にとってはとても嫌なものであり、最悪、訴訟を起こすことになるんだという覚悟が必要と分かりました。
また、使っているカードがその後使えなくなるかもと言うリスクもあると知りました。良い勉強になりました。

 

注意:あくまで私個人の場合であり、無知ゆえの感想です。状況はそれぞれだと思いますし、中央事務所さんには丁寧で親身にご対応いただいたと感謝しております。記事の内容には抜けもあるかと思います。責任は負いかねますので、ご自身でご判断ください。

 

 

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