🎀ヒッポと自己肯定感の関係、ひいては英語や言語の習得と自己肯定感について意見をまとめました🎀
ヒッポファミリークラブに入会して、1年4か月。もはや多言語習得よりも自己肯定感を高めるという意味でヒッポ大好きになってきた私。良いでしょう。どんな理由で集うとしても。それがヒッポなのだから。
でも、果たして「自己肯定感」って何なんでしょうか。
当たり前に使っているけれど、うまく説明出来ないと気づいたので、この記事で調べてまとめてみます。
この記事を読んでいただきたい方
- ヒッポファミリークラブに入会して1年4か月の人の言語習得状況を知りたい
- どうせヒッポでは語学は身につかないと思っている
- 自己肯定感っていつも使うけど定義をよく理解できていない
- 子供の自己肯定感を高めたい
- 日本にいながら自己肯定感を高められる環境を作りたい
ヒッポ入会1年4か月の私と子供の現状、効果
まず、ヒッポファミリークラブが「多言語習得」を目的とした団体である以上、言語習得だけについてを口コミすれば良いのに、なぜ自己肯定感と言い出したのでしょうか。
私自身、言語習得としての様々な気づきや変化を感じられて楽しさを見出しているものの、多言語習得出来ていますと胸を張って言えるまではないのが現状です。
もちろん、「言語を習得する」ということの解釈は人それぞれだと思うけれど、私が言葉を身につけられたと言えるには、以下の項目に当てはまるべきと考えているからだと思います。
- 自分の気持ち、考えのほぼすべてを言葉に出来る
- 相手の言っていることを理解して返事が出来る
- 自分の考えを文章に出来る
- 単語やフレーズを出来る限り覚えている
- 資格やテストに合格する
上記は、私の考えであり、言語習得と聞いて一般的に想像されるゴールに近いと思います。この項目に当てはまっていないと、だいたいみんなこう言います。
「習っているんだけど(勉強しているんだけど)、まだまだ全然なんだよね」
ちょっと話してみてよと言われても「無理無理」と返したり、一言、二言口にして、その後口ごもったり。その場に流れる空気が重いやら、寒いやらで、もう習っているとすら言いたくない! という状況になるのが落ちです。
日本人って本当に真面目なんだなと思います。上記項目に当てはまらなかったら、その言葉を話せるって言っちゃいけないんだなって思っているんですよね。
私が、ヒッポに入って、がんがん話せるようになりましたか?と言われると答えはNOです。単語どれだけ覚えましたかと言われたら、ほぼ0です。TOEICで結果を残しましたかと言われると、受験すらしていませんと答えます。
ただし、これって他の教室やプログラムをやっている方にも多く当てはまると思いませんか。
1年4か月やってきて、ほとんど話せないのよね~、あいさつ程度かな。だいぶ言語に慣れてきたかな。ってヒッポに限らず言ってる人多くないですか。例えば、外国で暮らしていても同じこと言ってる人いませんか。。。
よく聞いてみると、えっ?? じゅうぶん話せるじゃんとこちらが思っても、謙遜する人もいますよね。謙遜が過ぎるぞ!! という。
今までの言語習得とプロセスや答えが違うからこそヒッポの口コミでは「話せるようにならない」「間違って覚えている」「マネするだけ」と言われてしまうと思います。
ここまで読むと、ヒッポに通っても、環境を作っても言語習得で結果が出ていないから、自己肯定感を高められるという方向にすり替えているんじゃないか。と感じられた方もいるかもしれませんね。
「自己肯定感」とはなにか
では、そろそろ本題です。自己肯定感ってなんなのでしょうか。
自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である。現在、これらの言葉は多義的に用いられることが少なくなく、結果としてあらゆる肯定的な心理的要素を表現する包括的名称(umbrella term)となっているという指摘がある。
自己肯定感の訳語としては、self-positivity、self-affirmationなどを当てはめる試みがなされてきたが、近年ではself-affirmationが使用されている[5]。
引用:wikipedia
難しい・・・ですが、私なりの解釈としては、「自分で自分(の存在)を認めてあげること」「自分で自分を愛してあげる力」かなと思いました。
もう少し、調べてみます。
自己肯定感の定義
- 「現在の自分を自分であると認める感覚」研究者:樋口善之・松浦賢長
- 「自分自身のあり方を肯定する気持ちであり、自分のことを好きである気持ち」研究者:高垣忠一郎
- 「「自分自身のことが好き(自己受容)」、「自分自身を大切にしている(自己尊重)」、「生まれてきてよかった(自分の命に対する受容)」を合わせたもの。」研究者:多田怜子・蛎崎奈津子・石井トク
- 「自己肯定感とは「自分は大切な人間だ」、「自分は生きている価値がある」、「自分は必要な人間だ」という気持ち。」研究者:明橋大二
引用:wikipedia
素晴らしい!! そして、本当に大切な気持ちであり、大事なことですね。
でもこれって、わざわざ、お金払ってまで「習得」したいことなのかな。とも思えます。自己肯定感が高いに越したことはないけれど、低いと問題なのでしょうか。
いくつ当てはまる? 自己肯定感が低い人の5つの特徴
とても興味深い記事を見つけました。
toyokeizai.net
1.過去の失敗へのこだわりやトラウマがある
2.他人との比較や劣等感の意識が強い
3.いつも「できない」と思ってしまう
4.周囲への依存度が強い
5.人のために頑張ることができない
過去の失敗に囚われ、いつも自分を責め続け、何か始めようにもやる前から諦める。周りはどう反応するかをいつも気にして、人のためにも自分のためにも頑張れない・・・最悪ですね。結果、認められたいがあまり、ブラックな状況でも我慢してしまい、自分を犠牲にし続けて精神が壊れていくそうです。
正直、私自身、すごくすごく当てはまってしまうのですが。
この記事の著者、心理カウンセラーの中島輝氏はこう言っています。
- 思考のアップダウンは1日のうちで何度も起こる。そのうちの80%はネガティヴな考えである。
- ネガティヴがいけないのではなく、自己肯定感が低いと自動思考(※)の罠に陥り、苦痛な時間が増えていくことが問題。
- まずは自分が自己肯定感が下がっていること、低いことを認める。
- 自己肯定感は訓練などで高めることが出来る。
※自動思考とは
自動思考(じどうしこう、英:automatic thoughts)とは、状況に対応して非常にすばやく、自分の意志とは関係なく自動的に湧き出る思考を指す。
(略)認知行動療法は、「人の感情や行動(そして身体は)、状況そのものでなく、状況に対する解釈の仕方によって影響を受ける」という認知モデルに基づく。例えば、やるべきことがありすぎるとき、人は「これらの全てを一気に終わらせるのは無理だ」という自動思考が生じるかもしれない。その自動思考が浮かぶと、無力感や投げやりな態度になってしまうだろう。また倦怠感や頭痛を覚えるかもしれない。しかし、このような自動思考が現実的であるかを検討し、「必要なことから少しずつやれば、いつかは必ず終わる。いままでもやってきた」と考えを修正することができれば、少しずつやる気が回復するだろう。
引用:wikipedia
ご興味のある方がいらっしゃったら是非、読んでみてください。
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自己肯定感の低さが言語習得にも関係している!?
お金を払ってまで「自己肯定感高める」必要ある?? と思っていましたが、まとめていくと、大枚はたいてでも、自己肯定感を高めたいと思うようになっていきました。(またか。。。)
はっきり言って、私は自己肯定感が低い、そして更に語学習得が出来なかったことをずっとトラウマとして心に持ち続け、どんどん自分で自分を認められなくしていたんですね。
せめて、我が子にはそうなってほしくない・・・と思うのですが、やはり私が作り出す環境の中で、子供達が私の思考に触れ、最近だんだんひねくれてきている部分が見え隠れします。キャーーーーー😱😱😱悲鳴。
そして、その自己肯定感の低さから、身についていく語学の小さな成長を自分で過小評価してしまっているのではと思い当たりました。
これを読んでいるあなたも、もしかしたら語学を習得出来たというゴールのハードルを高く設定し、自己肯定感の低さから、そのハードルに達していなければ、全て0と判断してしまっていませんか。
まとめ・自己肯定感とは「自分自身を大切に認めてあげること」
自己肯定感を調べていくと多くの研究者が多様な意見を発表されていて一概にこうと言ってしまうはとても難しいと感じました。
そして、日本人の大人には自己肯定感の低い人が多く存在し、そういう教育や環境で育ってきてしまったのではと感じました。
はっきり分かるのは、自己肯定感は高い方がもちろん良いし、子供の自己肯定感を高めてあげたいと誰もが願うということです。そして、年齢に関係なく、自己肯定感を高める訓練や環境を作ることは、自分を大切にすることにつながるのだと感じました。
ヒッポには自己肯定感を高める環境があります。これは間違いありません。
メンバーの体験記はこちらをチェックしてみてください。
英語・多言語の自然習得@ヒッポファミリークラブ福岡さんのブログです。最近の記事は「こどもたちがヒッポでしていること。」で…