🎀今回はトリコファミリーに出来たオランダ人のお友達についての体験談🎀
前回の記事でママ友はいませんと声高らかに宣言したトリコ。
笑顔で大きな声で挨拶しています。時々会釈もしていますという記事
ですが、ママ友はいないですが、唯一ひとりだけオランダ人のお友達といえる存在が出来た時のこと、その方の話を書いておきたいと思います。
オランダ移住して1か月 出会いは通り雨 ドラマのような展開でした
それは、オランダに来て1か月経つか経たないかくらいのこと。
私のミスでオランダへのフライトに乗ることが出来ず、渡蘭の日程がずれ込んだため、子供達の初登校まで1か月間、空くこととなりました。
この時より状況は緩和されたのかな。どうなのかな。未だにちょっと引きずる出国失敗談はこちら
毎日、子供達と買い物に出かけ、散歩に出かけとまずはオランダに慣れたいな、子供達と少しでもどこかに出かけたいなという一心で、お散歩が日課になっていました。
(この頃はまだ母も居てくれたので、夕飯前はのんびり散歩ばかりしていました)
私の母はこの状況下で帰国。12月中旬に飛行機に乗り、自宅に帰るころには年末になってしまいました 母に感謝🧡
オランダは本当にお天気が変わりやすく、1日のうちでも雨や晴天や曇りが入り交じることが多いです。だんだん、そんな状況が分かってきていた頃、母とオランダ人は雨でも傘ささないねえと言い合っていたことを思い出します。
いつもとは違うところに散歩に行こう！！ 探検だ！！ と歩き出したものの、子供達4人は相変わらず自由。なかなか進まず、家から10分くらいのところに1時間かけて到着しました。
とはいえ、全く見たことのない景色なので、みんな興味深々。更に目の前に信じられないほど綺麗な並木道が広がったことに私自身が相当興奮して写真を撮りまくっていました。フォールブルグって素敵だなぁ。遠くには水車が見えるよ。カモがいるねえ。たわいのない会話を続けていると突然の雨。
本当に美しい並木道。そして子育てに最適な安全で自然豊かな街Voorburg
オランダ人の真似をして、木陰で雨宿り。みんなでフードをかぶりながら、少しずつ濡れていく体を動かしつつ、土砂降りの雨を見守っていました。
すると、一人の美しい老婦人が、私達の元へ。その手に傘は無く、何だか困ったわねえと言った表情。
そして優しいまなざしで、子供達に何か話しかけてくれました。もちろん、なんて言っているかは分からないけれど、通りがかったご縁を感じ、通じているような通じていないような会話を二言、三言交わしました。
おうちにいらっしゃい 雨宿りしましょう
なかなか止まない雨に これは長くなりそうだぞ、そう感じたのかご婦人が急に おうちにいらっしゃいというような言葉を口にしたように思いました。
初対面で？？ しかも数分前に会ったのに？？ こんな子供達うじゃうじゃいるのに？？
と思ったけれど、良いの？？ ありがとう🥰 じゃお言葉に甘えて🧡 とすぐに乗っかるトリコファミリー
はじめて受けるオランダ人の親切が嬉しくて、ゾロゾロ、のこのこ付いて行きました。
ご婦人は一人暮らし
出会った場所からは徒歩3分ほどのところでしたが、雨が降っているためびしょ濡れで到着。築年数を感じさせるけれど、お洒落で綺麗。まさにいつもよく見るオランダのおうちにお邪魔するんだなぁと感激しました。
ご婦人は一人暮らしとのこと。子供達はもう大きく、孫も居て、孫達が来るとこのおもちゃで遊ぶのよと嬉しそうにぬいぐるみや積み木を持って来てくださる本当に親切な方でした。
子供達にはミルクを。トリコにはお茶を用意するね。とせっせと整えてくださるのは良いのですが、飾ってあるカモのオブジェを持って来て鉄砲のように遊ぶわ、絶妙に配置されたインテリア(ガラスや陶器がメイン)を次々触っていくわで、あほ面で付いてきてしまったことを激しく後悔するほど、くつろぐ子供達。
羨ましいねえ。その適応力と順応性😭
(子育てあるあるかと思いますが、出されたグラスもガラスだったので、本気で気が気じゃ有りませんでした。めちゃくちゃ高そうだったのよ)
会話は全くかみ合わず
子供番組見る？？ とテレビをつけてくれるものの、すぐに飽きて、家の中を触り続ける4人に全神経を持っていかれる私。
しかも、ちょっとおでかけという気持ちだったので携帯は充電したまま。予期せぬ出会いが嬉しいものの、アプリもないため話が全くかみ合いません。
ご婦人の、なんでオランダに来たの？？ ご主人のお仕事？？ という質問に、日本ではオランダの教育が有名で私も子供達とオランダで新しいチャレンジ、成長したいと思っているんです と答えたい、けれど、うまく伝わらず、なぜ教育のためだけに一人で4人を？？ なんの仕事？？ へえ！！ 着物？？ あなたが作るの？？
とふわふわした会話が続きました。
せっかくであったこの方に 嗚呼、どうにか私の気持ちを伝えたい！！ と思いましたが、すぐに断念。雨が小降りになったことを確認して、お礼を言って外に出ました。
この記事を読んで頂きたい方
- オランダに教育移住を考えている
- 全く言葉が話せないがオランダに行こうと思っている
- 起業ビザでフリーランスとしてオランダに行きたい
- オランダでどうやってママ友を作ったら良いか心配
- 言葉が話せないでどうやって友達を作るの？？ と思う
- オランダ人ってどんな感じなのか知りたい
- ある意味 迂闊 だけれどなんだか嬉しい出来事でした
まとめ・オランダ人のご婦人は優しくて外見も内面も美しいお友達
どこがお友達？？ と思えるようなエピソードですが、はじめて出来たオランダ人のお友達の話をまとめました。
実は翌日、同じ時間に（もちろん雨は降っていない）日本から持ってきた和の巾着袋を持ってあらためておうちにお邪魔しプレゼントしました。驚いた様子のご婦人に You are My first friend in the Netherland🥰 と伝えると、とっても喜んでくれて、また遊びに来てほしいと言ってくれました。
その後何度か街でも顔を合わせ、その時ばかりは、司令塔として目を配りながらも最大限カタコトで話をする間柄に。ご近所さんだからね😉💕
今年は英語頑張るぞ！！ と年始に宣言しましたが、話せるようになったらまたお茶しにお邪魔したい存在です。
ブログ村参加中。クリックお願いします！
にほんブログ村
